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海芋(カイウ)


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面影を水に映して海芋咲く

海芋(カイウ)はサトイモ科オランダカイウ属の多年草である。
別名を
カラー(Calla)ともいう。
これは以前の分類の名残である。
原産地は南アフリカである。
日本へは江戸時代に渡来した。
わずかに国交のあったオランダから伝わったために、
オランダ海芋(オランダカイウ)とも呼ばれる。
現在では本州から沖縄にかけて野生化している。
草丈は30〜70センチくらいである。
葉は大形の矢尻形で、長い柄がある。
葉は肉厚で艶があり、少し巻いている。
開花時期は3〜7月である。
花のように見えるのは、サトイモ科特有の「仏炎苞」という部分である。
漏斗状に巻いている。
真ん中にある直立した黄色い部分が、小花の密生する肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)である。
湿地を好む栽培植物で、花壇や切り花で見かける。
オーソドックスな色は白だが、桃色、黄色、橙色、白に覆輪など様々な色がある。
黄色や桃色のものは畑地性だそうである。
俳句の季語は夏である。
写真は5月に鎌倉の長谷寺で撮った。
学名:Zantedeschia spp.
 


★面影を水に映して海芋咲く
 水温む日を待ちわびながら


2007/02/18 改訂

花尽くし